テントを構成するのは大雑把に言ってしまうと、骨組みを構成するポールと壁となるシートです。
で、今回はポールの話。
ツーリングドームのポールにはFRPという素材が使われています。
FRP?
これは「繊維強化プラスチック」のことで、「グラスファイバー」という言い方をされることもあります。
FRPのいいところは安さですね。
だからコスパ重視のテントにはFRPがよく使われています。
よく「FRPは割れる」と言われますが、正しい使い方で無茶なことをしなければ、すぐに壊れてしまうということはありません。そんなに弱い素材なのであれば、ここまで使われることもないはずですよね。
ツーリングドームでもずっと使われている素材ですから、それなりの耐久性はあります。
ただデメリットもあります。
それは 重さ です。
ズシっとくる重み。
こればかりはどうしようもない。
ツーリングドームは「ツーリング」という名の通り、バイクや車で運ぶことが前提となっていますから、重さよりもコスパを重視してFRPが使われ続けているのでしょう。
ただもう少し軽ければ…と思う人が多いのもまた事実。
そこで アルミポール化 となるわけです。
軽くなって強度も上がるのですから、これをやらない手はありません。
少し前まで先人たちはDIYでアルミポール化をしていました。適当な長さのアルミポールを用意してカットするなどして自作していたのです。
しかし、2022年に朗報がもたらされます。
コールマンから純正のアルミポールが発売になったのです。
アルミポールはST・LXそれぞれにラインナップされています。
これによりFRPのまま使うか、アルミポールに交換するかの選択肢ができました。
いいぞ、コールマン!
正直、僕にとってはこの純正アルミポールの存在がツーリングドームに手を出す最後の一押しになったと言ってもいいくらいです。
アルミポールでインナーテントを建ててみました。
正直、ポールを変えても、見た目には違いがわかりません。
ただし、使い勝手は別次元。
完全なる自己満足だとあなどるなかれです。
ツーリングドームを愛用していくのであれば、少々の出費をしてでも手に入れた方がいい。
本気でそう思います。
【公式アルミポールセットの今後はどうなる?】
2024年3月からコールマン公式サイトでは
アルミポールセットがセールになっていました。
オプションパーツとしてずっとあるものだと思っていたので
「え?なぜ??」
となりつつも、圧倒的にお買い得だったので、
ここでもお知らせしていたんですね。
それを読んで安く手に入れられた方も
いらっしゃったみたいです。
いつまでセールやるんだろうと思っていたら、
順次販売終了となっていました。
2024年5月20日追記:ST販売終了
2024年6月13日追記:LX販売終了
公式サイトで取り扱いが終了する。
これが何を意味するのか。
今後手に入りにくくなっていって
プレミアが付くような状態に
なってしまうのか。
現時点では何とも言えませんが
販売店の在庫が日を追うごとに減っていけば
そうなることもあり得る気はします。
アルミポール化を考えている方は、
販売店に在庫があるうちに動いた方が
いいかもしれません。
コメント
ツーリングドームST+を使っています。こちらの情報で純正アルミポールの存在を知り、さらに60%オフで入手することができました。ありがとうございます!
海月さん
コメントありがとうございます!
破格過ぎてビビりますよね。
安く手に入れられてよかったです!